unDonut 本家のバージョン
ミニット氏の unDonutの最終バージョンは、
安定版としては release 12d、
テスト版としては release 13 test10、
公開ソースとしては release13 test1(相当)、
となっています。
r12d→r13 での大きな変化として、
r13ではエクスプローラバーが左サイド固定でなく
ドッキングバーとなって分離&4辺に配置可能にとなっています。
テスト版といっても r13test10 は rc状態で、
そこそこ安定したものになっており通常利用できるものですが、
公開されているソースのtest1の段階では
バグが(特にドッキングバー関係は)それなりに残っている状態です。
undonut+ (mod)はこのtest1のソースからの派生で、
このためか(好みかもしれないけれど)、
undonut+では(+3より)ドッキングバーが廃止され、
エクスプローラバーに戻されています。
unDonut r13test10との違い
r13test10にあって、unDonut+mod.1.47にない機能。
(主にr13test2~test10で増えた機能)
- ドッキングバーの廃止。(r12相当のエクスプローラバーに変更)
(※ドッキングバープラグインは+mod.1.44以降一応利用可能に)
- r13test1段階で未実装(一部実装?)だった 分類 operation, statusbar のプラグインは使えません。
(searchBarHelper.dll, seetReplacer.dll)
- donutオプションに拡張メニューの項(usermenu.txt の編集モード)はありません。
- donutオプション-[マウス]にウィンドウサイドの機能(ウィンドウの四辺にカーソルを持っていったときに指定のコマンドを実行する機能)はありません。
r13test10に対し、undonut+以降 unDonut+mod v1.47までに増えたり変更されたりした機能
- xp64,vista64向けの64ビット版実行ファイルを用意。
- unicode(api)ベースでコンパイル
- Vistaでの不具合対策。※まだまだ不完全。
- 右メニューがでなくなった件の修正
- リングバーが壊れる(ことがある)件の修正
- スクリプト関係の警告ダイアログが余計にでてしまう件の修正
- 検索(バー)関係の拡張
- 検索語句ごとの、単語ボタンを表示できるようにした。
- 範囲選択状態での、右クリックメニューで今回の検索エンジンを選択できるようにした。
- 検索アイコンを右クリックした場合、今回の検索エンジンをメニューで選択できるようにした。
- 検索エンジンの設定で、検索ボックスの単語でなく、アドレス・バーのurlを受けつけるオプションを用意。翻訳サイトでの利用を想定。
- 同様にお気に入り(.url)の拡張情報として検索エンジンの設定を行えるようにした。
辞書サイトや翻訳サイトのurlに設定するのを想定。
(リンクバーに登録して、辞書ボタン、翻訳ボタンに)
- 検索エンジンバーの幅を0にした場合、文字列がなければ検索ボックスにエンジン名を表示するようにした。
- url別セキュリティ設定の追加.
- ナビゲーションロックされたページを閉じなくするモードの追加。
- スキンで bg 画像を設定可能にした.
- メニューバーを英語表記できるようにした。(日本語表記よりも表示面積が減る)
- 最小化ボタン,閉るボタンでtray化できるようにした。
- ページの拡大縮小機能を用意(スクリプトで実装されていたのを内臓化)
- 本家unDonutで実装&破棄されてたウィンドウサムネイル機能を復活改造.
- 直接unDonut.iniを書換て設定していたリンクバー関係の設定をdonutオプションに用意。
- CTRL(+SHIFT)+TABを見た目順のタブ移動にし、
デフォルトキーでのF2,F3によるタブ移動を廃止。
(Windowsの標準的な動作に近づけるため)
- unDonut+から、unDonut.ini内の項目名(typo修正)や拡張プロパティの値が一部変わった。
"メッセージ(ステータスバー)フィルタ"
"マウス・ジェスチャー使用"
"mailto無効"
"ページを平面的に表示"
の設定がずれる。影響範囲についてはunDonut本家からの乗り換えのを参照のこと。
- unDonut+modの途中より、内部で用いるリソースid番号が変わった。
ツールチップヘルプでこれらの値が参照されるため、Option.xmlが非互換に。
※ unDonut+modのバージョン間でも非互換がおきるのでバージョンに注意。
- Default.dfg自動更新で、ハングしたりメモリーリークしたりする件の改善.
※メモリーリーク関係は、それなりに改善されたと思いますが、直りきったわけではないです。
- 機能が増えた分、メモリやCPUの消費量も増加.
むやみに消費するつもりは無いですが、
1GBくらいメモリをつんだ最近のPCで問題にならない量なら
無理やりケチるようなこともしていません。
(手持ちの古いノートPC(Crusoe 600MHz 256MB Win2k)では結構厳しくなっている)